過去数十年間、レーザほど様々な分野に応用されてきた技術はありません。新しい用途が出てくると今までにない新しいレーザが必要となり、さらにそれが新たな応用を生むことになります。
測定と制御
この2つの言葉の密接な関係について考えたことはありますか?確かに、フィードバック機構などを構築したいのであれば、レーザの測定は不可欠です。しかし、もっと深い意味があります。正確なレーザ測定は制御のための必須条件です。最初に出力されるレーザ出力がわからなければ、レーザパワーの微制御など無意味です。
確かに、レーザパワーセンサが必要ですね。しかし、これはレーザ技術革新サイクルモデルにどのようにフィットするのでしょう?レーザは限りなく進歩していますので、我々オフィールやその他のメーカはそれに追いつく努力をしています。もし100kWのレーザが用いられるのであれば、それを測定するツールを提供しましょう。しかも容易に測定できる装置を。
最新の オフィールOEMセンサ・ラインでは100kWまで直接測定できる製品ラインナップとなっています。
測定の容易さ
これは常にレーザ測定で要求されることですが、特にこのような高出力の測定では重要です。鋼鉄を粉砕するために開発されたレーザの前にどうやってパワーセンサを設置すればよいのでしょう?
これについては明確な説明が必要です。
1つのオプションは、ビームスプリッタやアッテネータなどの光学部品を用いてレーザビームの出力を下げて、10から20kW測定用のパワーメータでレーザ出力を測定する方法です。またビームエキスパンダを使えば
パワー密度を下げることができます。しかし、その場合、実際の加工で使用しているレーザそのものの測定をしていることになるでしょうか?何もしないよりはましですが、できる限り測定前にレーザに変化を加えない方が、より正確な測定結果につながります。
我々が、100kWの直接測定を強調するのはそのためです。
減衰フィルタやビームスプリッタなどの減衰光学系を使う必要はありません。また、ビームダンプも不要です。この100kWパワーセンサは99%のビームを吸収するからです。
あまりにもうますぎる話の様に聞こえるかもしれませんね。きっと、こうつぶやくことでしょう…
どうやって測定するのか?
レーザビームは集光位置より後方でビーム径が100mm以上となる位置で測定されます。ビームがセンサのキャビティ内に入ると円錐面内部で反射されパワー密度はさらに減衰されながら、ビームは面上に沿って広がっていきます。
詳細情報
詳細はプレスリリースをご参照ください。
ご質問は(株)オフィールジャパンまでお願いします。
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