オフィールジャパンは、新しいOphir®レーザーパワーセンサーを発表
高繰返し、最大200Wのマイクロマシニング用の短パルス産業用レーザーに最適

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株式会社オフィールジャパン(本社:埼玉県さいたま市大宮区桜木町4-384 / 代表取締役社長 北代 進)は、この度、
Ophir® F150(200)A-CM-16 サーマルセンサーを発表しました。
ナノ、ピコ、およびフェムト秒の範囲で高繰返しの超短パルスレーザーを測定する最先端のセンサーとなります。高繰返しのレーザーはお客様の想定よりも低いパワー密度で従来のセンサーのコーティングにダメージを与える可能性があります。F150(200)A-CM-16は、コンパクトな空冷センサーであり、平均出力が最大200Wの高繰返し超短パルスレーザーに対応します。このような性能は通常、ディフューザーを装着することで対応されるのですが、この新しいセンサーはディフューザーなしでこれを実現するので、ディフューザーの汚れに関する影響が軽減されます。F150(200)A-CM-16センサーは、より高いパワー密度に耐え、最大150W、断続的に最大200Wの平均パワーを連続的に測定できます。これにより、センサーは、半導体アプリケーション、PCBドリル、高度なフラットパネルディスプレイの製造、太陽電池、医療アプリケーションなどの材料のマイクロプロセッシングでの使用に最適です。


Ophirの新しい F150(200)A-CM-16センサーは、高感度で最大200Wの測定を可能にします。 これは、センサーがレーザー出力の非常に小さな変化を認識できることを意味します。すなわち、マイクロマシニングアプリケーションで必要とされる正確なレーザー制御に必要なものです。
Ophir F150(200)A-CM-16センサーは、マイクロマテリアルプロセッシングを対象としたF80(120)A-CM-17、30(150)A-SV-17などのOphirセンサーファミリーの新たな仲間です。 F150(200)A-CM-16センサーは、従来のコーティングを施したセンサーよりも高繰返しのパルスレーザーの高いパワー密度に耐えることができます。 新しいセンサーは、248nm〜9.4μmの波長のレーザーに対応します。100mWから150Wまでのレーザーパワーを連続的に測定します(断続的に最大200Wまで)。
センサーは有効口径16mmでファン冷却されています。 そして、非常に短いパルスによって引き起こされるアブレーションによって損傷を受けることがない独自の吸収体を備えています。 高出力密度、たとえば35kW /cm²@ 20W、355nm(ナノ秒)、および7kW /cm²@ 23W、355nm(ピコ秒)に耐えることができます。
すべてのOphirセンサーと同様に、Ophir F150(200)A-CM-16センサーには、OphirのCentauri、StarBright、Vega、Nova II、StarLiteのスマートディスプレイと、Juno、Juno +コンパクトUSB PC

インターフェイスおよびEA-1イーサネットアダプタと連携する「スマートコネクタ」インターフェイスが含まれています。 データは、バーグラフ付きデジタル数値、ライングラフ、パルスチャート、リアルタイム統計など、さまざまな形式で表示できます。 ディスプレイには、パワーとエネルギーの高度なロギング、統計、ヒストグラムなどのほか、高度な数学関数も備わっています。 各ディスプレイは、レーザー測定ヘッドの1つが接続されると、自動的にセンサーの初期設定を認識します。

Ophir F150(200)A-CM-16 サーマルセンサー
Website: https://www.ophiropt.com/laser–measurement/jp/laser-power-energy-meters/products/Laser-Thermal-Power-Sensors/Low-medium-power-thermal-sensors/F150%28200%29A-CM-16


仕様表: https://www.ophiropt.com/laser–measurement/sites/default/files/F80%28120%29A-CM-17_F150%28200%29A-CM-16_30%28150%29A-SV-17_jp.pdf


About MKS Instruments
MKS Instruments,Incは、最先端の製造プロセスの性能と生産性を向上させるために必要となる重要なパラメーターを計測、観察、供給、分析、制御するためのプロセス機器、サブシステム、プロセスの世界的なプロバイダーです。我々の製品は、中核的重要技術である圧力計測と制御、流量計測と制御、気体及び蒸気の供給、気体組成分析、電子制御技術、反応性ガスの生成と供給、発電と供給、真空技術、レーザー、フォトニクス、光学、精密モーションコントロール、振動制御、レーザーベースの製造システムからなります。また、製品のメンテナンスと修理、設置サービス、トレーニングに関連するサービスも提供しています。製品を提供する主要な市場には、半導体、産業技術、生命科学などに携わる主要な機材メーカーや、研究機関、防衛機関などが含まれています。
About the Ophir Brand
Ophirは、MKS Instruments、 Light&Motion部門の1ブランドです。 Ophir製品ポートフォリオには、レーザーやLEDの測定を目的とした機器、すなわちレーザー出力およびエネルギーメーター、フェムトワットから100キロワットのレーザーを測定するレーザービームプロファイラー等があります。加えて高性能な赤外および可視光学素子、防衛機器や産業機器に使用される赤外サーマルイメージングレンズやズームレンズ、 産業向けアプリケーションにおいては、OEM組み込み用や材料加工に使用されるCO2レーザーおよび高出力ファイバーレーザー向け高品質の交換用光学部品やサブアッセンブリを取り揃えております。 Ophir製品は、半導体、産業技術、生命および健康科学、研究および防衛分野においてお客様の能力と生産性向上に寄与しています。詳細については、www.ophiropt.com/jpをご覧ください。
本件に関するお問い合わせ
株式会社オフィールジャパン
マーケティングコミュニケーションズ:岩室 奈美
TEL: 03-3556-2705
E-mail: oj.marcom@mksinst.com URL: www.ophiropt.com/jp

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