機能説明:フォトダイオードセンサーを用いたレーザーパワー計測

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レーザーパワー計測法は多岐にわたります: フォトダイオード、サーモパイルセンサーまたはパイロエレクトリックセンサーが使用できます。この記事では、フォトダイオードがどのようにレーザー(基本性能のみ)を計測するのかについて論じます。

測定のメカニズム

フォトダイオードは半導体で光を直接電気信号に変換することでレーザーパワーを測定します。Ophirの特許取得済のバックグラウンド除去機能により、室内からの環境光を除いたレーザービームのみを測定できます。

チョッパーを接続したRM9-PD

レーザーのタイプ

フォトダイオードセンサーで中~低出力レーザーを測定するのに最適です。

  • 出力はpWから mWへ (減衰フィルターを使った場合は数W、積分球を使用した場合は数十W)
  • 波長はUVからIR付近まで (190~1800 nm)

強度

PD300

フォトダイオードは今日までレーザーパワー計測機器の中で最高の感度を提供するだけでなく、最速の機器でもあります。高速フォトダイオードセンサーの反応時間は 0.01 nsです。一方で通常のフォトダイオードセンサーの反応時間はマイクロセカンドかミリセカンドの範囲内に留まっているでしょう。

他の考慮事項

フォトダイオードセンサーは波長範囲が明確なため、ご自身のレーザーに適した装置を選択してください。また、非常に角度に影響されやすい面がございます。そのことが問題になる可能性がある場合は(レーザーがセンサーに正面から当たらない場合)、 弊社担当者にお問い合わせください。最適なソリューションをご提供いたします。

フォトダイオードセンサーによるレーザーパワー測定についてより詳しく知りたい方はこちらから

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