積層造形用の高出力レーザービーム分析および出力測定システムである Ophir®BeamPeekをMKSが発表
コンパクトで軽量な設計は、特許出願中のパッシブ冷却カートリッジを備え、 水やファンによる冷却不要

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マサチューセッツ州アンドーバー – 2022年4月26日– MKS Instruments、Inc.(NASDAQ:MKSI)は、高度なプロセスを可能にし、生産性を向上させるテクノロジーのグローバルプロバイダーであり、このたび、添加剤製造チャンバー内のレーザーの高速で正確、リアルタイム測定を可能とするパワー計測およびビーム分析システムであるOphir®BeamPeekを発表しました。
本製品は、株式会社オフィールジャパンが、日本国内にて販売いたします。
Laser World of Photonicsで紹介されたBeamPeekシステムは、ビームプロファイリング、焦点スポット分析、およびパワー測定をわずか3秒で同時に行います。 システムには交換可能なパッシブ冷却ビームダンプトレイが含まれているため、水やファンによる冷却は必要ありません。これにより、測定セッション間のダウンタイムがなくなります。 BeamPeekシステムは、積層造形チャンバーの粉末床のフィールドサービステストに最適です。 金属粉末の残留物の存在や、冷却剤や気流接続ポイントが利用できない場合などのチャンバーの状態でも機能します。


「積層造形チャンバーは、高出力レーザーベースのシステムにとって、困難な環境となっています。」
Ophir PhotonicsのゼネラルマネージャーであるReuven Silvermanは、次のように述べています。 「高出力レーザー測定に通常必要とされる水冷配管を備えた大規模で複雑なシステムや、使用前に洗浄が必要なファンベースのシステムを設置するスペースはありません。 OphirのBeamPeekは、コンパクトで軽量な設計と特許出願中のパッシブ冷却カートリッジにより、積層造形チャンバー内の高出力レーザーを測定することが可能です。 これにより、ユーザーは生産を停止したり、使用前にチャンバーを掃除したりすることなく、AMシステム間を簡単に移動することができます。」
新しいOphirのBeamPeekは、コンパクトで頑丈な高出力レーザー測定ツールであり、グリーン(532nm)と近赤外波長(1030-1080nm)の両方で最大1kWの出力を2分間測定します。 アクティブコンポーネント(電子機器、光学機器、カメラ、電力計)は、1kWで毎分2.5℃以下の温度

上昇の保護されたチャンバー内に配置されています。
このシステムには、交換可能なトレイとして設計された革新的なビームダンプが含まれており、システムを冷却するために時間を無駄にする必要がありません。
メインビームがシステムに入射されると、レーザーパワーの約4%をサーマルセンサーに反射させるビームサンプラーが内蔵されております。 残りの96%は、より高速な冷却のためにビームダンプによって受光されることにより、測定をすぐに繰り返すことができ、持続的な測定サイクルが可能になります。
BeamPeekシステムは、StarLab、BeamPeek Tool、BeamGage ProfessionalなどのさまざまなOphirソフトウェアオプションでサポートされています。 BeamGageは、業界で最も先進的なビーム分析システムです。 これは、ビーム測定精度のISO11146-3規格制定に貢献したOphirの特許取得済みのベースライン補正アルゴリズムであるUltracal補正機能に基づいています。 BeamGageソフトウェアには、パワーとスポットの口径、パワー密度、スポットの位置など、ISO承認の正確なレーザービーム測定を行うために必要なすべての計算が含まれています。 このソフトウェアは、高度な画像処理機能、NISTトレーサブルが可能なパワー測定、トレンドチャート、データロギング、合否判定、および多言語サポートを提供します。
Ophir のBeamPeekレーザー計測システムの購入につきましては、下記までご相談ください。
データシート:https:https://www.ophiropt.com/laser–measurement/sites/default/files/BeamPeek_DS_J_0.pdf
製品動画:https://www.youtube.com/watch?v=spLTqXOvCrE
販売に関するお問い合わせ:㈱オフィールジャパン レーザー計測機器部 oj.sales@mksinst.com
About MKS Instruments
MKS Instruments, Incは、最先端の製造プロセスの性能と生産性を向上させるために必要となる重要なパラメーターを計測、観察、供給、分析、制御するためのプロセス機器、サブシステム、プロセスの世界的なプロバイダーです。我々の製品は、中核的重要技術である圧力計測と制御、流量計測と制御、気体及び蒸気の供給、気体組成分析、電子制御技術、反応性ガスの生成と供給、発電と供給、真空技術、レーザー、フォトニクス、光学、精密モーションコントロール、振動制御、レーザーベースの製造システムからなります。また、製品のメンテナンスと修理、設置サービス、トレーニングに関連するサービスも提供しています。製品を提供する主要な市場には、半導体、産業技術、生命科学などに携わる主要な機材メーカーや、研究機関、防衛機関などが含まれています。
About the Ophir Brand
Ophirは、MKS Instruments、 Light&Motion部門の1ブランドです。 ㈱オフィールジャパンはOphir製品を国内販売する子会社です。Ophir製品ポートフォリオには、レーザーやLEDの測定を目的とした機器、すなわちレーザー出力およびエネルギーメーター、フェムトワットから100キロワットのレーザーを測定するレーザービームプロファイラー等があります。加えて高性能な赤外および可視光学素子、防衛機器や産業機器に使用される赤外サーマルイメージングレンズやズームレンズ、 産業向けアプリケーションにおいては、OEM組み込み用や材料加工に使用されるCO2レーザーおよび高出力ファイバーレーザー向け高品質の交換用光学部品やサブアッセンブリを取り揃えております。

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製品は、半導体、産業技術、生命および健康科学、研究および防衛分野においてお客様の能力と生産性向上に寄与しています。詳細については、www.ophiropt.com/jpをご覧ください。
本件に関するお問い合わせ
株式会社オフィールジャパン
マーケティングコミュニケーションズ:岩室 奈美
TEL: 03-3556-2705 E-mail: oj.marcom@mksinst.com URL: www.ophiropt.com/jp

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