サーマルセンサと波長吸収率特性(波長感度特性)

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サーマルセンサではレーザの熱を吸収するために様々なコーティングが用いられています。各コーティングはそれぞれ異なった波長吸収率特性(波長感度特性)を持ちますので、校正波長範囲も異なります。

オフィール社サーマルレーザ波長チャート

 

上図から分かるように、コーティングには十分な種類があります。

それぞれのコーティングの間で、かなりのオーバーラップがあることも分かると思います。それは各コーティングの間に違いがあるためですが、その違いは校正波長範囲に影響を及ぼすものではありません。

例えば、長パルス (LP)用のコーティングもあれば、短パルス(P)用のものもあります。また、校正精度も異なります。これを説明するには今後またブログなどでも説明が必要となるくらい、採り上げるには意味のあるトピックです。ここでは、コーティングと波長の関係についてだけ述べます。

非常に簡単にまとめると以下の通りです。

サーマルパワーセンサで測れる波長帯域は、オフィール社では150nm-30umまでをカバーしています。

例えば、レーザの波長が4umであれば、BB、 P、PF、SV、THzのどのコーティングも選択肢に入るということです。

レーザパワーメータの選定はこちらまでお願いします。

株式会社オフィールジャパン

Email : info@ophirjapan.co.jp

TEL : 048-646-4150

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