ラボの研究者であれ製造作業者であれ、パワー密度や理想的な集光スポットサイズなど、計算が必要なパラメータがいくつもあります。最近、このサイトに計算ツールをいくつか追加しました。これらの計算ツールであなたのお仕事が少しだけ楽になればと思います。現在5つのレーザー光学計算ツールがあります。
レーザーは複雑なものです。
パワー密度
1つ目は、レーザーパワー密度を計算するものです。ビームのサイズとパワーを入力すると、ビームのパワー密度が計算されます。パワー密度は、1つの値のみでレーザーを規定できる最も簡単かつ最も完全な方法です。この値は、他の何にも増してアプリケーションでの成功を左右します。しかし、ほとんどの測定機器はビームサイズまたはパワーのどちらかを出力して、パワー密度は出力されません。この計算ツールを使えば、ペンと紙を取り出す必要がなくなります(そして計算ミスも防げます!)。
ピークパワー
率直に言わせてください。パルスレーザービームは計算が面倒です。CWは非常に単純ですが(上記を参照:サイズとパワーのみ)、パルスビームにはビームサイズ、パルスエネルギー、ピークパワー、平均パワー、繰り返し周波数、パルス幅などの多くのパラメータがあります。特に大変なのがピークパワーと平均パワーです。計算自体は複雑ではありませんが、ややこしいです。掛けなければいけないのか、割らなければいけないのか?パルス幅や繰り返し周波数を使わなければならないのか?
これこそがレーザーピークパワー計算ツールを作った理由なのです。
焦点サイズ計算ツール
この計算ツールは、当社の物理学者が作りました。 Selfの式に基づいて、レーザーの前方に配置したレンズを通過後の、レーザーのビームウエストの焦点サイズと位置が計算されます。
波長、レンズの焦点距離、M2を入力し、残りの6つのフィールドのうち3つを入力してください。これらの情報が入力されるとすぐに残りの3つが計算されます。
次に計算(calculate)をクリックすると、新しいビームウエストの位置と焦点サイズ、新しいレイリー長が出力されます。
レーザーの集光性
この計算ツールは上のものと非常に似ていますが、はるかにシンプルです。こちらの場合、合計4つのパラメータを入力するだけで、理想的な回折限界の集光ビームサイズが得られます。
開口計算ツールによるパワー計算
ガウスレーザービームでは、1/e2ビーム径の外側にあなたが考えるより多くのエネルギーがあります。強度分布は正規分布曲線に似ているため、レーザーのビーム幅の外側に無視できないほどの割合(実際には13.5%)が存在します。したがって、この計算ツールを使用して、例えばビームの99%を伝送するために必要な開口の大きさを知ることができます。
重要事項 – 他に計算が必要なものがありますか?
もちろん、上記の計算ツールに関するコメントも歓迎です。それだけでなく、毎日しなければならない面倒な計算にお困りの場合は、下記のコメント欄からご連絡ください!いつでもお助けします。お約束はできませんが、必要性を理解できるなら、レーザー関連のお望みの計算ツールを増やしていきたいと思っています。レーザーをお使いになる上で、お役に立てますように!
ご意見をお待ちしています
あなたのEメールアドレスは公開されることはありません。*は必須項目です